




名前
Michiaki Matsuno
入社年
2011年 新卒入社
部署
東急電鉄(株) 鉄道事業本部 電気部 CBTC推進課
卒業学部/学科
理工学部理工学研究科 理工学専攻
スペシャリストとゼネラリスト
両方を目指せる環境に惹かれて
祖父が技術職、父が営業職をしていた関係で、どちらの仕事領域にもそれぞれ独自の魅力があり、挑戦のしがいがあると感じるようになる。そのため、なるべく活躍のフィールドが広がりそうな会社を軸に就職活動を実施、東急と出会う。東急は、文系・理系を問わない総合職採用を実施しており、社内での異動も活発に行われている点に魅力を感じ、入社を決意。現在は、鉄道事業本部 電気部のCBTC推進課に所属し、プロジェクト推進の役割を担っている。
※2025年7月時点のものです。

新システムの導入を通じて
さらなる安心・安全・快適を実現
電気部 CBTC推進課に所属し、CBTCプロジェクトの統括を担当しています。CBTCとは、列車間の安全な間隔を確保する、新しいシステムのこと。現在はATCやATSといったシステムが使われており、特定の場所に電車が入らないようにすることで衝突を防止する仕組みなのに対し、CBTCシステムは、無線通信技術を活用して、列車間の安全な間隔を確保する新方式の信号保安システムです。このシステムを導入することによって、高い遅延回復効果が得られるとともに、省設備化によるメンテナンス性の向上や環境負荷の低減など、さまざまなメリットが期待できます。鉄道を利用するお客さまの満足度向上はもちろん、省人化などの効果によって私たち自身の働き方に関しても大きな影響を与える取り組みであり、2028年度末の東京地下鉄株式会社半蔵門線との同時開業を目指し、社内外関係各所とも連携しながら、プロジェクト成功に向けて邁進中です。

車両を作り、組織を作り
積み上げてきた経験と実績
印象的なエピソードは2つあります。一つは、相鉄・東急直通線事業の車両に関するプロジェクト総括を担当したこと。新線開業と相互直通運転を実現するためには、当社車両はもちろんのこと相直各社車両の設備を大幅に改修しなくてはならず、数あるプロジェクトの中でもかなり大掛かりなものと言えます。開業日という締切が迫る中で、課題を一つひとつクリアしていきながら、なんとか開業日当日を迎えることができたのは、大変ながらも良い思い出となっています。もう一つは、車両部の組織改正と体制強化に取り組んだこと。鉄道は常に進化をしており、CBTCの導入や将来的な自動運転の導入など、大規模なプロジェクトが常に控えている状態なのですが、将来に向けて変わっていくための組織体制の整備や、管理者や担当者など各階層の意識・行動を変えていく必要があると感じていました。そこで、上司や部内みなさまの支援もあり、組織としての体制整備、風土改革、人材強化のための勉強会開催などに取り組みました。その結果、新体制で新たなプロジェクトが始動するなど、組織としての成果を出せたほか、個人で開催した勉強会では参加者から感謝、はげましの声も多数いただき、誇れる取り組みができたと感じました。
当たり前を守ることへの誇りを持って
日々努力を重ねていく
誤解を恐れずに言えば、東急の鉄道というのは、他の鉄道会社のようにシンボリックな車両があるわけでもなければ、旅行などでも使えるような遠方へと繋がっている路線があるわけでもなく、少し地味な存在に見えるかもしれません。しかしそれは、言い換えれば沿線に住まわれる皆さまの生活の一部になっているということ。あって当たり前、無くなることなんて想像できない。言うなれば、帰ってくる場所のような存在になっているからこそだと思うんです。そんな、特別には見えないけれど実は特別な場所を守り、より良いものへとしていくために努力することは、非常に大きなやりがいがあると感じますね。当たり前を当たり前の状態にしておくことは決して簡単ではありません。正直、プロジェクト完了時などは達成感や解放感というよりも、自分の子どもが試合や発表会に出るような気持ちで不安なことも多いのですが、だからこそ燃える思いがあるのも事実です。

笑い合い、励まし合いながら
CBTC事業を無事に完遂したい
まずは現在所属しているCBTC推進課のミッションである、CBTC事業を予定どおり完了させることが、直近の目標です。そのためには、相互直通各社、メーカー、施工会社、社内関係者など、関係者全員が一体となってプロジェクトを進めていかなくてはいけません。この取り組みは、鉄道初の同時開業かつ非常に大きな事業であり、ピリピリとした空気も漂いがちではあるのですが、せっかくの一大事業なのですから、関係者と良好な関係を築き、一体となったチームを作りながらプロジェクト完了に繋げたいと思っています。大変だなんだと言い合いながらも、でもやんなきゃね、頑張らなきゃねと笑顔が出てくるような空気感を作るのも、プロジェクトを統括する私の仕事。困難な課題も多々控えていますが、どこか開き直って、笑いながら、ポジティブに、チーム一体となって、困難に挑戦していきたいです。


